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アーカイブ:2015年 8月
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「苦しい」と訴えることを許さず、被害者側の若者に「自分に責任がある」と感じさせ、社会に問題を投げ返すことは理不尽だとバッシングし、若者を徹底的に無力にする「自己責任論」
(2009年4月に書いたものです) 中西新太郎横浜市立大学教授の講演を聴く機会がありました。私が関心を寄せたところの要旨になり大変恐縮ですが紹介させていただきます。(文責=井上伸) 苦しいけれど声が出せない日… -
「積極的平和主義」「安保環境の変化」「我が国の存立」「国益」という安倍政権の危険なマジックワード|青井未帆学習院大学教授
「安倍政権がどう説明しても「戦争法案」で自衛隊が実際にやることは憲法違反の軍事行動・武力行使」、「自衛隊が「日本軍」として戦争法案前提に「軍部独走」、官僚頼みの文民統制、国会に自分たちが統制するという感覚が希薄、すでに文… -
「ゆう活」では改善しない霞が関公務員3千人の過労死労働・残業代不払い半数・休日出勤の代休等なし25%
(※2015年7月1日に書いたものです) 「朝型勤務「ゆう活」による睡眠障害と二重生活苦が過労死労働下の霞が関の国家公務員を襲う」というエントリーで、「ゆう活」(日本版サマータイム)が、労働強化・睡眠不足・肥満・心… -
朝型勤務「ゆう活」による睡眠障害と二重生活苦が過労死労働下の霞が関の国家公務員を襲う
(※2015年6月26日に書いた記事です) 政府がきょう(6月26日)7~8月に勤務時間を1時間から2時間前倒しする朝型勤務「ゆう活」について、国家公務員の4割、約22万人に実施すると発表しました。霞が関の中央官庁… -
若者をローン地獄に突き落としブラックバイトとブラック企業の人権侵害誘発する世界最悪の日本の奨学金、財界は奨学金延滞者に経済的徴兵制ねらう
(※2014年11月にアップした記事です) 私が企画・編集したインタビュー記事を紹介します。このインタビューを読むと、じつは日本の「奨学金」というのは単なる「ローン」でしかなく、「世界の常識」からいくとそもそも「奨… -
全国学力テスト導入の2007年から2014年にかけ小学生4.3倍、中学生1.5倍の自殺増加 – 競争で子どもの学力も命も奪う日本、テストやめ学力世界一のフィンランド
きょうの「東京新聞」の記事の一節です。 検証 全国学力テスト 対策重視 授業に支障も 文部科学省は25日、現在の全国学力テストが始まってから第8回の結果を公表した。同省は「下位の自治体の底上げが進んだ」と強調す… -
公務員バッシングは社会を壊す、憎しみ増殖させる生贄社会は誰もが生きづらく社会の多様性を失う
(※2012年11月に書いた記事です) 2012年11月19日の「夜な夜なカフェ」(AIBO応援企画)で、辛淑玉さん(人材育成コンサルタント)と藤田和恵さん(ジャーナリスト)によるトーク「公務員バッシングで誰が得す… -
ブラック企業が若者をメンタル疾患に追い込み「民事的に殺す」、パワハラ専門部が存在する日本企業
(※2010年5月に書いた記事で、「非正規労働者の惨状が「ブラック企業化」と正社員の「働きすぎへのムチ」として利用される、「相互補強の地続きの関係」にある正社員の過労死労働と非正規のワーキングプア」の続編になります) … -
非正規労働者の惨状が「ブラック企業化」と正社員の「働きすぎへのムチ」として利用される、「相互補強の地続きの関係」にある正社員の過労死労働と非正規のワーキングプア
(※2010年5月に書いた記事です) 私は研究会「職場の人権」の会員ですが、大阪が拠点の研究会なので普段の例会は大阪で開催され、参加することができません。その研究会「職場の人権」が珍しく東京で例会を開催(2010年… -
日本の派遣労働は企業による労働ダンピングと労働者使い捨ての深刻な雇用融解まねく、ヨーロッパの派遣労働とは労働市場のバックボーンがまったく異なる
(※2010年3月に書いた記事です) 3月8日に専修大学で行われた、田端博邦東京大学名誉教授の講演「雇用融解と労働者の権利~ヨーロッパと日本の比較」の要旨を紹介します。(文責=井上伸) 「製造業派遣を法律で禁…