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カテゴリー:国立研究機関
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研究者を非正規で使い捨て荒む研究現場、職業として崩壊しつつある研究職、ポスドク若手研究者は育休も産休もなく家族形成すら困難、ノーベル賞の大隅良典氏「若手研究者をサポートできるシステムつくりたい」
2016年のノーベル医学生理学賞を受賞した東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんの言葉がとても重要だと思いましたので紹介します。(※以下、The Huffington Post 2016年10月03日付の「「社会がゆとりを持… -
1千5百万円の借金まみれで「高学歴ワーキングプア」の仕事さえ失う若手研究者、世界一高い学費・奨学金という名のローン地獄・高学歴ワーキングプアという貧困三重苦の将来不安抱える日本の大学院生
この藤田孝典さんのツイートを読んで昨年私が事務局を担当した集会を思い出しましたので紹介しておきます。 昨年6月に、つくばで開催した国立試験研究機関全国交流集会(国研集会)のシンポジウムで、全国大学院生協議会(全院協… -
<STAP細胞問題>ネグレクトされていた小保方晴子氏、研究不正の要因を財務省・政府がつくる日本=ポスドク1万人計画など若手研究者の不安定雇用増大と競争的資金の増加や重点化と比例し増える研究不正
※2014年6月20日に開催した「第32回 国立試験研究機関全国交流集会(国研集会)」における記念講演の要旨を紹介します。(文責=井上伸)。※大学や国立研究機関の基盤経費=運営費交付金の削減と競争的資金の増加や重点化、そ… -
<STAP細胞問題>研究費の熾烈な獲得競争へ追い詰める構造が論文捏造など不正行為を蔓延させる
(※2014年6月19日にYahoo!ニュースに書いたものですが紹介しておきます) 先のエントリー「STAP細胞問題の背景にある「短期的な成果主義」「追い詰められている研究者」:研究者1千人アンケート」で紹介したよ… -
STAP細胞問題の背景にある「短期的な成果主義」「追い詰められている研究者」:研究者1千人アンケート
昨夜の報道です。 小保方晴子氏の博士号を取り消し 早稲田大 朝日新聞 2015年11月2日23時01分配信 早稲田大は2日、2011年に授与した小保方晴子・理化学研究所元研究員の博士号の取り消しが確定したと発表… -
相次ぐノーベル賞、しかし研究できない研究現場が広がっている=ポスドクをレンタル品扱い、派遣登録する若手研究者、支援部門は入札で年々安価な派遣会社になり雇用と仕事劣化し研究者の事務負担増え研究できない
東京大学宇宙線研究所の梶田隆章所長、北里大学の大村智特別栄誉教授と、理系の研究者へのノーベル賞受賞が相次いでいますが、私は国立研究機関の担当として、この間の研究現場におけるポスドク若手研究者の不安定雇用、研究支援部門の派… -
相次ぐノーベル賞、しかし研究現場は疲弊=「夫婦でポスドク、生活苦しく子ども育てる余裕ない」「うつ病一歩手前でいい研究できない」、山中伸弥氏「iPS細胞研究所の9割は非正規雇用で不安定」
東京大学宇宙線研究所の梶田隆章所長、北里大学の大村智特別栄誉教授と、理系の研究者へのノーベル賞受賞が相次いでいますが、私は国立研究機関の担当として、この間の研究現場におけるポスドク若手研究者の不安定雇用、研究支援部門の派… -
脱原発と再生可能エネルギーシフトが雇用拡大・経済発展もたらす – 日本の電力消費の3倍ものポテンシャル持つ再生可能エネルギーは原発産業の8倍もの雇用増やす
私が事務局を担当した国立試験研究機関全国交流集会(国公労連と学研労協主催で2012年6月21日、つくば市にて開催)で、産業技術総合研究所(産総研)の主任研究員・歌川学さんに「省エネ・エネルギーシフトへ研究者は知的インフラ… -
福島原発の海洋放出セシウムは20~30年で日本に戻る、長期に渡る放射能汚染、日本列島という地震と火山の巣の上に原発をつくってはいけない
(※上図は、気象研究所による福島原発事故で大気中に放出された放射性セシウムの試算) 1954年のビキニ水爆実験での第五福竜丸の被曝を契機に放射能観測をスタートさせた国立研究機関の気象研究所(私たち国公労連に加盟する…