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カテゴリー:貧困と格差
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公務員バッシングによる正規公務員削減と行政コストの削減一辺倒が官製ワーキングプアを増やし日本社会の劣化と貧困化を加速させている
2009年4月に書いた記事ですが、基本的には今現在も構図は同じですので紹介します。 「なくそう!官製ワーキングプア 4.26反貧困集会」(2009年4月26日開催)で、『週刊東洋経済』の岡田広行記者による「官製ワー… -
「かわいそうな貧困当事者を助けてあげよう」というレベルの問題でなく、全ての労働者の労働条件を切り下げる貧困スパイラルを止めるために貧困はなくす必要がある
2008年11月に書いたものです。 貧困か?過労死か?「ノーと言えない労働者」つくる自己責任論が全労働者を貧困スパイラルに陥れる 国公労連の中央労働学校(2008年11月5日)で、反貧困ネットワーク事務局長(NPO法… -
財政危機のなか教育費を増やし教育の機会均等と「子育ては社会の責任」で経済発展したフィンランド、政権与党の国会議員が貧困者バッシングで子どもの未来を閉ざす「子育ては親の責任」の日本
2009年10月6日に書いたものです。片山さつき議員の貧困者バッシングは日本社会に損失を与えるものだということがフィンランドの事例でよく分かると思います。 セーフティーネット・クライシス 子どもの貧困は社会の損失、子… -
子ども期から強制される「がんばり地獄」で「自己責任論」を内面化させ困窮すればするほど貧困当事者は自分を責め、社会は「がんばれば貧困にならない」と貧困者バッシング繰り返す貧困スパイラル
2009年8月9日に書いたものです。 きょう(2009年8月9日)、自宅近くで、湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長、自立生活サポートセンターもやい事務局長)の講演(「過労死をなくそう!龍基金 第3回中島富雄賞授… -
監獄を貧困層の居場所にする日本社会、「子どもの貧困」を増大させ「すべり台社会」で限られる貧困層の5つの選択肢=自殺・犯罪・ホームレス・家族依存・NOといえない労働者
2009年5月17日に書いたものです。「貧困者を犯罪者とみなす刑罰国家の危険 - 憲法25条“生存権”軸の福祉国家へ(内橋克人×湯浅誠)」とあわせてお読みください。 昨日(2009年5月16日)… -
片山さつき議員 @katayama_s の「子どもの貧困」報道批判や生活保護バッシングは日本経済に大きな損失をもたらしている=「経済損失50兆円、財政負担20兆円」
阿部彩さんと山野良一さんの「子どもに貧困」問題についての指摘を紹介したところ、「子どもの貧困をなくしたり、生活保護を増やせるほど日本には余裕がなく、そんなことにお金を回していたらグローバル競争に日本は負けてしまう」とのコ… -
子どもの貧困は「彼ら」の問題でなく「私たち」の問題=子どもの貧困の放置は巨額のムダづかい生み、貧困と戦争のスパイラル=児童虐待と国家規模の貧困ビジネス(戦争)が子どもと私たちの命と暮らし奪う
2008年の3月と10月に書いた山野良一さんの講演要旨などを紹介します。 『子どもの最貧国・日本』(光文社新書)の著者である山野良一さんが2008年3月に行った講演要旨を紹介します。(※文責=井上伸) 199… -
日本のひとり親世帯の貧困は世界最悪、生活保護受給は世界最小、異常に少ない生活保護受給者数こそ最大の問題、日本政府が子どもの貧困を人為的に増やし働いても働いても貧困へ突き落すワーキングプア大国=企業天国
2012年10月4日に書いたもので、データが古くなっているものはありますが、現時点でも日本の貧困問題を考える際のベースになる重要な指摘ですので紹介します。 第11回地方自治研究全国集会が9月29~30日に埼玉・大宮… -
同一労働同一賃金なき世界最悪の日本の派遣労働、「同一労働差別賃金」「団結破壊法」の派遣法をなくさなければ労働者の権利・雇用は守れない|脇田滋龍谷大学教授
2008年6月29日に書いたものですが、安倍政権までが「同一労働同一賃金の実現」を言い出しているので、脇田滋さんなど労働法の研究者の言説をあらためて学び直すことが大事だと思いますので紹介します。 昨日(2008年6… -
「幸せになる資本主義」には「小さな政府」=「自己責任社会」でなく「大きな政府」による福祉国家と「大きな労働組合の力」が必要|田端博邦東京大学名誉教授
2010年8月に、田端博邦東京大学名誉教授の講演要旨をまとめたものです。もう6年前になりますが、いまだ重要な視点ですので紹介しておきます。(文責=井上伸) フランスのミッシェル・アルベールは、著書『資本主義対資本主…