女性の国会議員が世界で一番少ない日本、「女性が働きやすい国ランキング」でワースト3

昨日(3月8日)、国際女性デーでしたので、女性差別問題にかかわっての新しいデータが公表されています。クリッピングしておきたいのでアップします。

まず、イギリスのエコノミスト誌が、「女性が働きやすい国ランキング」を発表しています。上のグラフにあるように、データのあるOECD29カ国の中で、日本は27位、ワースト3位です。日本は「女性が働きにくい国」ということです。

それから、OECDが、2015年の各国の国会議員に占める女性の割合を発表しています。その数字をグラフにしたものが上です。OECD34カ国以外の国も含めて日本がいちばん少なくなっています。ブラジルはOECD加盟国ではないので、OECD加盟国34カ国に限ると女性の割合が10%に達していないのは日本だけです。さかのぼって見てみると、2011年から5年連続OECD加盟国の中で女性割合が最低となっています。下のグラフは、OECD34カ国平均と日本の女性割合の推移を見たものですが、日本はこの20年ほど、OECD平均の3割程度の低い女性割合しかないままずっと推移しているわけです。

1946年4月10日に、日本において初の女性参政権が行使されてから、今年は70周年となります。それを記念して下にあるシンポジウムも開催されます。世界で女性がいちばん少ない日本の国会が、日本を「女性が働きにくい国」にしている要因のひとつでしょうから、「女性が働きやすい国」へ変えるためにも、「女性を議会へ 本気で増やす!」ことが必要だと思います。

井上 伸月刊誌『KOKKO』編集者

投稿者プロフィール

月刊誌『経済』編集部、東京大学職員組合執行委員などをへて、現在、日本国家公務員労働組合連合会(略称=国公労連)中央執行委員、労働運動総合研究所(労働総研)労働者状態分析部会部員、月刊誌『KOKKO』(堀之内出版)編集者、国公一般ブログ「すくらむ」管理者。著書に、山家悠紀夫さんとの共著『消費税増税の大ウソ――「財政破綻」論の真実』(大月書店)がある。ここでは、行財政のあり方の問題や、労働組合運動についての発信とともに、雑誌編集者としてインタビューしている、さまざまな分野の研究者等の言説なども紹介します。

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