アベノミクスの3年間の結果=貯蓄ゼロは466万世帯増、金融資産1億円以上の富裕層は1.9倍増、富裕層40人の資産は日本全世帯の半数の資産合計と同じ

  • 2016/3/28
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▼志位さんの2つのツイートです。

1つめのツイートはすでにブログで紹介していましたが(計算の元データが違うので金額が違いますが)、2つめのツイートについてです。

「家計の金融行動に関する世論調査」厚労省「国民生活基礎調査」などを使えば、2つめのツイート結果が出るのですが、アベノミクスが始まる前の2012年と、アベノミクスをへて直近データのある2015年の少し細かい表で見てみたのが以下です。(上が2012年、下が2015年の数字です)

 

そして、貯蓄ゼロ世帯と富裕層世帯(金融資産1億円以上)の同時期の推移をグラフにしてみたものが以下です。

アベノミクスの3年間で貯蓄ゼロは、2012年の1,421万7千世帯(29.5%)から2015年の1,888万6千世帯(37.4%)へと、466万9千世帯(7.9ポイント)も増加しているのです。

一方、富裕層世帯(金融資産1億円以上)は、2012年の33万世帯(0.7%)から2015年の62万6千世帯(1.2%)へと、29万6千世帯(0.5ポイント)の増加で、世帯数では1.89倍も増加しているのです。この金融資産という切り口で見てもアベノミクスは貧困と格差を拡大するものであることが分かります。

井上 伸雑誌『KOKKO』編集者

投稿者プロフィール

月刊誌『経済』編集部、東京大学職員組合執行委員などをへて、現在、日本国家公務員労働組合連合会(略称=国公労連)中央執行委員、労働運動総合研究所(労働総研)労働者状態分析部会部員、福祉国家構想研究会事務局員、雑誌『KOKKO』(堀之内出版)編集者、国公一般ブログ「すくらむ」管理者。著書に、山家悠紀夫さんとの共著『消費税増税の大ウソ――「財政破綻」論の真実』(大月書店)がある。ここでは、行財政のあり方の問題や、労働組合運動についての発信とともに、雑誌編集者としてインタビューしている、さまざまな分野の研究者等の言説なども紹介します。

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