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#保育園落ちたの私と私の仲間だ #保育園落ちたの私だ → #保育園不足にしてるの誰だ =スウェーデンの3分の1しかない日本の保育への公的支出、労働者平均より月9万円も低い保育士の賃金を放置する安倍政権
「 #保育園落ちたの私だ」国会の心無いヤジに当事者達から怒りの声が続出し、「 #保育園落ちたの私と私の仲間だ #保育園落ちたの私だ」というキャンペーンが実施され、国会前では抗議行動(※下記ツイート)も取り組まれています。賛同するとともに、少し保育関係のデータを紹介しておきます。
国会前、少しずつ人が増えています。生後8か月の赤ちゃんを連れた埼玉県のママは、希望したすべてが不承諾。無認可園をこれから探すが家計が赤字になる、と。
明日5日は13時から。#保育園落ちたの私だ pic.twitter.com/wmBdeI2d4h— ピース@練馬 (@nerimapeace) March 4, 2016
上のグラフは、合計特殊出生率の直近のOECDデータです。0ECD34カ国中で日本は25番目です。
そして、上のグラフは、家族関係公的支出のデータです。出生率とぴったり同じ25番目に日本は位置しています。
上のグラフは、保育への公的支出の国際比較です。日本の0.35%はOECDの平均以下で、スウェーデンの1.06%の3分の1以下という少なさです。
この保育への公的支出の少なさは、保育園の数の少なさに直結しています。そして、保育の現場では、保育士の賃金や労働条件が厳しいため、離職が続いて応募がこないなど、深刻な保育士不足も起こっています。(▲上記は、福祉保育労(全国福祉保育労働組合)が作成したチラシです)
この福祉保育労の指摘の正しさについては、舞田敏彦さんが「保育士不足が深刻化していますが,その原因の一つとして,待遇の悪さがある」ということをデータで裏付けています。また、舞田さんは、「保育所供給率が高い市区ほど,乳幼児がいる母親の就業率が高い傾向がみられ」ることや、「保育所供給率が高い区ほど,出生率が高い傾向がみられ」ることなどもデータで裏付けています。
アベノミクスの新3本の矢として、安倍政権は、「①希望を生み出す強い経済、②夢を紡ぐ子育て支援、③安心につながる社会保障」を掲げているのですから、ただちに、保育に対する公的支出を拡充して公的保育所を増やすとともに、月額9万円の賃金アップを保育士に実施すべきです。