労働力人口に占める正規雇用の割合はアベノミクスで増えている?→労働力人口に占める正規雇用の割合もアベノミクスの3年間が過去最低です(非正規雇用は過去最大)
- 2016/4/3
- 雇用・労働法制
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世の中には、いろんな意見をお持ちの方がいるもんで(^▽^;)
またしても、「安倍首相は毎日がエイプリルフール=「8年ぶりの正規雇用増で日本経済回復」→事実はアベノミクスで正規雇用36万人減で実質賃金も家計消費も過去最低となり大企業の景気判断も悪化」に対して、今度は、「雇用数を単純に数で比較するあなたのやり方はデタラメであなたの方がウソつきだ。労働力人口は毎年変動するのだから、労働力人口に対する割合で正規雇用も非正規雇用も見るべきで、近年労働力人口が減っているからアベノミクスで正規雇用は増えているのだ」との意見が寄せられました。いやぁホント、いろんな角度から考える人がいるもんですねぇ、と感心してる場合でなく、デタラメ、ウソつき呼ばわりされているわけですから検証しておきましょう。
上の表は、総務省「労働力調査」から正規・非正規雇用数と労働力人口、そしてその数字から得られる労働力人口に占める割合を見たものです。「数」で見ても「労働力人口に占める割合」で見てもアベノミクスで正規雇用は過去最低で、非正規雇用は過去最大になっているのです。
そして、上の表を分かりやすくするためにグラフにしてみたものが以下です。
どちらがデタラメでウソつきかは、これで明らかだと思います。